湘南台セントラル動物病院

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院長のコラム

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Vol.39 車でお留守番は危険です

昨日、今日と台風の影響で関東地方は涼しくなっていますが今後もまだまだ暑い日が続くことが予想されます。
Vol.12 でも書きましたがワンちゃんは人よりも熱中症になる危険性が高いので注意が必要です。
先日ちょっと気になる事例がありましたのでここで報告したいと思います。

車の中でワンちゃんにお留守番をさせていたときに事件は起こりました。
時間にすると10分間ほどでもちろんエンジンはかけっぱなしでエアコンも効いていたそうです。
車に戻るとエンジンが止まっていて車内はかなり暑くなっていたそうです。
そのまま当院に駆け込まれましたが幸いなことにワンちゃんには異常は見られず元気でした。

そのまま車を始動させて当院まで来ているので車自体にはトラブルはなさそうです。
ではなぜ車のエンジンはとまってしまったのでしょうか?
その答えは簡単なことでした。
ワンちゃん自身が停止させてしまったのです。

最近の車はエンジンの始動、停止がプッシュ式のボタンで行えるようになっています。
そしてワンちゃんが車内から外を見るときにそのボタンを偶然に押してしまったと思われます。
それほど大きくなく小型犬の範疇に入る子でしたがそれでもボタンを押せたようです。
しかし再度エンジンを始動させることはワンちゃんには出来ません。
ブレーキを踏んだ状態でボタンを押す必要がありますから・・・。

以前のエンジンをかけるのにキーを差し込んでまわすタイプの車ならワンちゃんがエンジンを切ることもまず無かったでしょう。
そういったタイプの車に長いこと乗ってきた私にとって、今回のことはハッとさせられる事件でした。
車にお留守番は危険がいっぱいなのでさせないようにしましょう。
 

2017-09-01 10:18:55

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Vol.38 ジャッキー・チェン

最近行った某リサイクルショップ 「○ook Off」であるDVDに目がとまりました。
ブルース・リーの「ドラゴン危機一髪」「死亡遊戯」「死亡の塔」の3枚セット。
もとはジャッキー・チェンのファンですがブルース・リーも大好きです。
お値段がよろしかったので即断できず、不審者のように3回も4回も店内をぐるぐる回って悩んだ挙句買ってしまいました。

私が子供のころはカンフーブームの真っ最中。TVのゴールデン洋画劇場やら金曜ロードショーやらで毎週のように「ジャッキーチェンのなんとか拳」をやっていました。
翌日学校に行くとそこかしこにジャッキー(になったつもり)がいて、蛇拳と酔拳の戦いが始まります。
そこにおりしもプロレスブームに乗っかったアントニオ猪木やスタン・ハンセンが加わり、まさに仁義なき格闘技の混迷のるつぼ。
油断していると始まったばかりの北斗の拳を読んでケンシロウになったやつに背中から秘孔を突かれる始末。そんな中で私は育ちました。

3枚のDVDを見終わった私は我慢できなくなり、またショップへ。ジャッキー・チェンの「蛇拳」と「酔拳」も買ってきてしまいました。
見始めてすぐにあれっとおもいました。
日本語吹き替えバージョンの音声は入ってないの?入ってないようです。少しがっかり。テレビで見ていた私にとってジャッキーの声は石丸博也じゃないとピンときません。
それに「ここの戦いのシーンには挿入歌が入ってなかったっけ?」なんて思う始末(ホントおぼえるまで何回も見てましたから)。しかし少し消化不良ぎみながらもそのときは満足していました。

それからしばらくして、私はすばらしいものを見つけてしまいました。
ビバ!YouTube。あるじゃないですか!当時のテレビ版の映像が。当時の解説者の前説やCMまでノーカットですので当時へタイムワープしてしまいました。
ビデオをちゃんと保管していた人がいるんですね。すばらしい人です。

ところでジャッキーの映画の中で敢えてナンバーワンを選ぶなら・・・私は「少林寺木人拳」です。
ジャッキーにしては珍しいシリアスなストーリーと、主題歌がマッチしていて最高だと思います。
みなさんはどうでしょうか?

2011-12-15 14:21:00

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Vol.37 エリザベスカラー その2

では前回の続きです。
一般的に化膿した所に異物があると化膿を止めるのが難しくなります、メッシュやシリコンなどを埋めた手術創が化膿したときはそれを摘出しなければならないときがあるくらいです。
不妊手術は関係ないと思っていませんか?ところが不妊手術などの傷の中にも異物あるんですよ・・・縫合糸という異物が。

また犬猫は自己抜糸をすることが割とある気がします。
一本や二本抜かれただけならヒヤッとしただけですみますが、傷が開いてしまうケースもあります。手術後そのまま外に放される野良猫の中に実際に何回か診たことがあるのですが、内臓がおなかの外に出てしまうケースまで中にはあります。

確かにこれらのことは珍しいケースかも知れません。
しかしこれらのトラブルが100回に1回起こっているならそれを1,000回に1回にすべく、1,000回に1回なら10,000回に一回に出来るよう獣医師は努力すべきだとおもいますし、傷に触らせないという事に関してはエリカラが最高だと考えています。

それに確率が低くてもそれに当たってしまえば、当たった子やその飼主さんにとってはそれがすべてですから、当然いやな思いをされるでしょう。
自分勝手ながら手術をした私にとってもすごくがっかりする出来事になると思いますし、胃も痛くなります。

エリカラ以外の方法も良いのですが完璧とはいえません。
絆創膏などの方法はある程度効果的ですし当院でも用意しています。しかし皮膚炎を起こしやすいという欠点がありますし、糸を自分でとってしまう程の子なら絆創膏を剥がしてしまうかもしれません。
たとえ不妊手術でもおなかの中にまでメスを入れるということですので、リスクもありますし、一生に一回のことですから、少し我慢してもらうことになっても出来るだけのことをしたいと考えています。

ちなみに当院ではエリカラの料金は決まっていますが、手術の場合には請求したことはほとんどありませんので遠慮なく使ってほしいです。
ショップなどで見かけると、やはりエリカラのお値段は高く何千円もするのが普通です。これを使わなくなると経費がすごく浮くので経営者としては助かるのですが・・・。

2011-11-24 14:21:00

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Vol.36 エリザベスカラー その1

皆さんエリザベスカラー(略してエリカラ)をご存知でしょうか?
ケガをしたときや手術をしたときに傷口を舐めさせないように首の周りに巻くものです。
長く犬猫を飼っている方は一度や二度は付けた経験があるのではないでしょうか?
このエリザベスカラー嫌われ者ですよね?

エリカラを装着された犬猫の中には気にして動けなくなったり、極端に嫌がってはずそうと努力を繰り返す子がいます。こういう子の場合は確かにかわいそうな気がします。

また当院の場合は透明のエリカラを使っているためか、まったく気にしない子も多いですが、そういう子はエリカラが何かに引っかかってもそのまま進むことが多いため、引っかかった物を倒して壊したり、エリカラがヒトの足にあたって痛かったりしてこれはこれで困ります。

インターネットで見ているとエリカラは本当に嫌われていて、使わない動物病院を探していたり、なかにはエリカラを使う獣医は腕が悪いとまで書かれているのが現状のようです。

確かにエリカラをつけなくても手術創がきれいに治りさえすれば良いことですし、大概は少々傷を舐めてもきれいに治る場合がほとんどだと私も考えています。

しかしそうは思っていますが、当院は不妊手術を含め手術のときは基本的にエリカラ装着派です。
ただ頑固に押し付けるつもりもありません。相談されれば「おうちに帰ってから様子を見ながらはずしてください。」とお話しています。いざ気にして手術創を舐め始めた場合にすぐ装着できますからね。
また傷口をカバーできる洋服などを着せるのも、その犬猫が慣れていれば良い方法です。

私がエリカラを使っているのにはもちろん理由があります。
さきほどエリカラなしでもほとんどはきれいに治ると言いましたが、そううまくは行かないケースも確実に存在するからです。
舐めることにより手術創が化膿してしまうケース、犬猫自身が糸を抜いてしまうケース、他にもいろいろ想定できます。
今回はここまでにしておいて、うまくいかないケースについての詳しいことは次回にお話することにしましょう。

2011-11-19 14:20:00

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Vol.35 当院の主任獣医師

前回は新しい先生についてお話しましたので今回は当院に長く勤めてくれている先生のお話です。

当院の主任獣医師は清水礼子先生です。

勤続10年のベテラン獣医師であり、当院の「はえぬき」です。

大学卒業後からずっと当院にいますので、私の診療のやり方、考え方を熟知してくれていて、私からすると非常に仕事がやりやすく、安心して任せられます。
そろそろ副院長かな?などと考えている次第です。

清水先生の診療の特徴はひとことで言うと「優しい」ということでしょうか。

特に症状が重い子や心配されている飼主さんを前にするとすごく時間をかけてお話しするので、他の方々をお待たせしてしまうかもしれません。
そのかわり最近は「清水先生にお礼を言いたい」とおっしゃる方がずいぶん増えてきた印象です。

私の家内などはうちの犬を清水先生に診てもらいたいといっています。私よりもですか?・・・という感じはしますがまあいいでしょう。

当院の自慢は臨床の場にいる年数が長い経験豊富な先生が交代で毎日必ず居ることだと思っています。

 

2011-11-17 14:19:00

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Vol.34 ニューフェイスの先生

今年になってすぐに当院の獣医師スタッフに古田良子先生が加わりました。

臨床経験は15年、何件もの動物病院で経験をつんできた頼もしい存在です。

経験豊富な獣医師が加わったときにいつも思うことが、診断へのアプローチは割と一緒であることが多い(普通に勉強されている病院であれば当然ですが・・・)のに、治療への処方箋は場合によってかなり違っていて驚くことがあるということです。

誤解を招くといけないのでお断りしておきますが、もちろんエビデンス(科学的根拠、臨床的な裏づけ)に基づいての処方が多いので、常識として治療が同様になることの方が多いのですが、各病院での経験上のものであったり、深く研究した分野であったり、一派に伝わる秘伝(とまで言うと大げさですが・・・)であったりとあまり表に出てこない部分があったりするのです。

また例えば鎮痛剤ひとつとっても発売されている薬の種類はかなりの数になり、どれを採用して使うかはその病院しだいです。

初耳の治療法や今まで使ったことのない薬の情報は、非常に興味深く勉強になり、当院の治療法の幅を広げてくれます。

今までの自分がやってきたことを頑固に変えない先生がときどきいたりはしますが、古田先生の場合は当院のやり方をよく理解したうえで、今までの経験をうまくミックスして診療に当たってくれていますので安心して任せられます。

たまに新顔の先生に診られることを嫌っておられる方を見かけますが、一度に何軒もの動物病院で診てもらっているのと同じことかもしれませんので、考えようによってはお得なことかもしれませんよ。


*平成27年8月31日をもって古田先生は当院を退職されました。今後は他県になりますが院長としてご活躍の予定です。

2011-11-11 14:19:00

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Vol.33 うまうま猫

当院ではペットホテルも併設していますので、多数の犬猫をお世話する機会があります。
性格や癖の類は千差万別で、それこそ100頭いたら100通り。
その中で可愛い癖を持った猫たちがまれにいます。

その猫たちはご飯をあげるとしゃべりながら食べます。
「うまい、うまい」って。

信じられないかもしれませんが実話です。そういう猫が実在します。
子猫に多い気がしますが、成猫になっても「うまい、うまい」言っている子も見ました。
実際に見てもらえれば一発で納得してもらえますが、想像するのは難しいかも・・・。

実際には食べながら声を出しているだけでしょうが、モグモグするのにあわせて見事に「うまい、うまい」といっているように聞こえ、実にほほえましい。
こういう子はフレンドリーな性格の子ばかりで、人を見ると何か話しかけてくるように鳴くタイプです。

飼主さんが迎えに来た時、「返したくないな~」なんて正直思っちゃいますね・・・。

2008-03-27 14:18:00

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Vol.32 無駄な検査とは? 2

さて前回の続きです。

疑問点その1
「最初からバリウム検査をなぜしてくれなかったのか?」よく言われることです。
そう考えてもおかしくないと私も思います。またそういう方法もありです。
たとえ飼主さんが「何も飲み込んでいない」と言っても、獣医師の常識としては「何かを飲み込んでいる可能性」を完全に除外することはありませんので、飼主さんの要望しだいで行います。

しかし実際に当院に来院する「嘔吐している犬」は胃炎等が原因であり、最初の投薬でよくなる例のほうが圧倒的に多いのも事実です。
投薬のみで治った場合、検査は結果的に不要ですし、検査を行うことが犬にも負担になりますし、飼主さんの財布にも負担になります。
また、このようなケースでは逆に検査を行った場合(結果は異常なし)に「不必要な検査だったのでは?」と言われてしまうこともありました。
難しいでしょう?

疑問点その2
「血液の検査と単純エックス線撮影の検査は不要だったのでは?」
結果的にはその通りです。
しかし前提は「何も飲み込んでいない」なのです。
腎臓や肝臓が悪くて吐いている場合はこの検査を行わないと診断できませんし、それを否定できたからこそ「何かを飲み込んだ可能性」も再浮上したのです。

飼主さんが「何も飲み込んでいない」と言っているのに、最初から飲み込んだものを探す検査は獣医師も行いづらいですし、無理にすすめれば最悪ケンカになってしまいます。
難しいでしょう?

もしも犬がサランラップを飲み込むシーンを飼主さんが見ていた場合、バリウム検査も必要ないでしょうね。内視鏡を使って胃からサランラップを取り出せばおしまいです。

さて、結論ですが・・・無駄な検査とは何か?正解はないかもしれません。それぞれの人の受け取り方しだいです。
当院の獣医師は正確な診断をしてあげたいという気持ちと同時に、金銭的なことも含めて飼主さんの負担をできれば減らしてあげたいとも考えています。
しかし、疑われる病気からよっぽどかけ離れた検査以外はやっておいたほうが、「情報が増えるので助かる」というのも獣医師として正直なところです。

2008-03-20 14:17:00

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Vol.31 無駄な検査とは?

日常の診療においてどこまで検査を行うべきかは非常に難しい問題です。
ここで言う検査はいわゆる身体検査ではなく、費用が発生する血液検査などの臨床検査を指しています。
どの検査が必要で、どの検査が無駄なのか?飼主さんによくされる質問ですが、我々獣医師も単純には判断しにくい、答えづらい質問です。
実際にあった事を例に挙げて一緒に考えてみましょう。

例えば「犬が嘔吐している。原因はサランラップを飲み込んだ事。」の場合はどうでしょうか?
飼主さんが知らないところでサランラップを飲んでいたので、最初は原因が分かりません。
飲み込んで間もないので、犬は元気があり、吐いてしまいますが食欲もあります。
サランラップはやわらかすぎて、おなかを触ってみても分かりません。
粘膜等の色もよく貧血は見られませんし、聴診器で音を聞いても異常がありません。
視診、聴診、触診などのいわゆる身体検査では異常なしの診断です。

薬を処方し、様子を見ますが良くなりません。サランラップが原因なので当然といえます。
しかもこの間にも犬は嘔吐をし続け、ご飯も食べられない状態なので元気もなくなってきました。
よくならないとの事で再診です。

血液の検査、レントゲンの検査を行いますが、異常が発見できません。
なぜレントゲン検査を行っているのに発見できなかったのか?疑問に思われますよね?
ここがひとつのポイントです。単純エックス線撮影(プレーンと呼ばれる)ではビニールの類は写りにくいのです。(よく写る物は例えば金属や石、骨など)
その後、バリウム造影検査にてサランラップは発見され無事にこの件は解決します。

問題はこのケースでもっと良い診察の手順があったかどうかです。
次回、事後に発生するであろう疑問点について考えていくことにします。

2007-12-15 14:16:00

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Vol.30 普段気をつけて観察してあげるべき事

皆さんは普段ペットとのふれあいの中でどんなことに気をつけて観察しているでしょうか?
動物たちは自分たちの体調の不良を言葉で語ってはくれませんのでこちらが気付いてあげる必要があります。

まずは毛艶と皮膚の状態のチェックでしょう。
目に見える部分なので比較的簡単に異常に気付けます。
どこかに汚れの目立つ部分はないか?ふけは多くないか?色はおかしくないか?ガサガサした感じはないか? かゆみを伴わない病気もありますから油断大敵です。
耳も良く見てあげてください。汚れが多くはないですか?匂いはどうですか?

あと元気や食欲がある場合のポイントをひとつ挙げましょう。
それは飲水量。どちらかというと飲水量が多い方が要チェックです。
糖尿病やホルモン分泌異常の病気が進行している場合があります。

「こんなつまらないことを聞くのは恥ずかしい」などと考えずになんでも遠慮なく相談するようにしてください。

2007-02-25 14:16:00

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